笑いの健康効果
最近、笑いと健康についての話を聞くことが多くなりました。
大阪府のHPには「笑いと健康」という冊子が載っていて、
笑いの健康への効果や、大阪府の取り組みなどが書かれています。
出展 http://www.pref.osaka.lg.jp/
この冊子作成には
「日本笑い学会」の先生方がかなり関与していますが、
先日、笑い学会の先生の話を聞くチャンスがありました。
概要
話の概要はつぎの通りでした。
1.ストレスによっておこる反応
①心理的反応・・・ 怒り・不安・緊張・不眠・悲しみなど
②行動の変化・・・ 過食・多量飲酒・喫煙など
③身体的反応・・・ 頭痛・腹痛・血圧上昇・疲労感など
ストレス関連疾患・・・ 肥満・高血圧・糖尿病。高脂血症。うつ病など
↓
脳卒中や心臓病の発症
2.対策・・・笑い
旧約聖書「喜びのある心は病をいやすが、気分が沈むと骨まで枯れる」
①ノーマン カズンズ氏の奇跡
強直性脊髄炎 10分笑うと2時間痛みがない。笑いとビタミンCで治した。
②関節リュウマチと落語
炎症が軽快
③がん
笑いでがんが消えるまでの研究はないが3年5年と長生きしている。
④循環器疾患
患者は笑う頻度が少なめ
⑤アレルギー
喜劇映画を見た後に反応低下
⑥糖尿病
漫才で血糖値の上昇が抑えられた
どうしたら笑えるか
本当の笑も偽笑いも効果は同じ
それと先生方は笑いヨガを推奨していました。
笑いヨガは、今日本でも、たまにテレビにも取り上げられています。
これはインドのお医者さんが考案したもので、
笑いの体操とヨガの呼吸法を合わせたものです。
要するに、心からの笑いでなくとも、
体操として笑っても、
健康効果は同等ということを科学的に示し、
今や100か国以上に普及しているものです。
笑いヨガについては、ページを変えて記述します。